次世代たちが母国に一堂に集い、民族にふれ、仲間どうしの絆を深める2018在日同胞オリニジャンボリー(金昭夫引率団長)が7月28日から4泊5日間、ソウル市で開催された。北は北海道、南は沖縄まで全国から全国から参加した350人の在日同胞オリニと、その世話をするリーダーとスタッフ合わせて約450人の次世代たちが母国でひとつになった。

 2001年から始まったジャンボリーは今回が10回目。メモリアルにふさわしく定員を大幅に上回る参加申請があった。

 期間中、ソウル市内を探訪するスタンプラリー、ロッテワールドのアトラクションを楽しんだほか、最後の夜のキッズ大パーティーなどで全国の次世代たちが笑顔に包まれた。

 また、日程中、ケンカし合ったオリニもいたが、最後の夜はひとつになって抱き合いながら涙を流す姿が見られ、母国の地で同じ韓国人としての友情と絆が築かれた。

 4度目の引率団長を担った金昭夫さんは「350人のわが子を参加させた保護者の皆様に感謝する。きっとオリニたちはこのジャンボリーで韓国人の仲間と出会い、大きな夢と勇気を刻んでくれたと思う」としながら、「そんな感動の思い出を作ってあげるためにサポート役を務めたボランティアのリーダーとスタッフの青年・学生の皆さんにも心からありがとうと言いたい」と目を細めていた。

赤シャツ軍団、ソウルの街をさっそうと
ソウル市内スタンプラリーは景福宮からスタート。記録的な猛暑に負けず光化門広場へ向かうオリニとリーダーたち(7月29日)
爽快!猛暑の中の水しぶき
スタンプラリーの途中、光化門広場・李舜臣将軍像横にある噴水で水遊びを楽しむ
長さにびっくり
スタンプラリー途中のランチはみんなでソン・チャジャミョン(手打ち麺のジャージャー麺)。長い麺をみてオリニたちもびっくり
マンセー
スタンプラリーのゴール、ソウル市庁にもうけられたゴールゲートをマンセー(万歳)しながらくぐるオリニ
民族衣装にまとって
韓国の小学校体験入学で民族衣装の着付けにチャレンジした後、男子も女子も韓服姿で記念写真
気合いを込めて
韓国の小学校体験入学では、まず韓国の国技、テコンドの体験から始まった。師範たちの手本を見ながら前蹴りをするオリニ
また会おうね
韓国の小学校体験入学を終えたオリニは、見送る在校児童や教職員とハイタッチ
やっぱり遊園地は最高!
オリニたちが最も楽しみにしていたのがロッテワールド。キラキラと目を輝かせ笑顔が絶えなかった
どう?この脚線美!
ダンス大会では各班ともに様々なパフォーマンスを披露、K-POPガールズグループ並みのダンスも見せる女子たち
絶妙なチームワーク
キッズ大パーティのハイライト、班別対抗ダンスパーティで見事なチームワークをみせるオリニたち
歓喜の叫び
期間中の「ジャンボリーポイント」最多獲得班である「MVPチーム」が発表される飛び上がって喜ぶオリニを抱き上げる金昭夫引率団長
涙が止まらない
4日間の楽しかった思い出を振り返り、オリニもリーダーも涙が止まらなかった
「キセキ」で再会を約束
最後はみんなが輪になってGReeeeNの「キセキ」を合唱し再会を約束し合った
別れたくなーい!
キッズ大パーティの後、4日間、寝食を共にしたリーダーとの別れを惜しみ、抱き合う姿があちこちで見られた

2018オリニジャンボリーにご賛助いただいた方々
 張勲、あすか信用組合、呂健二、金昭夫、在日韓国人信用組合協会、在日本大韓体育会、成鍾泰、韓在銀、朴安淳、宋栄奉、朴茂安、呉賛益、金和男、韓賢澤、任泰洙、金利中、陳賢徳、孫栄泰、李相訓(順不同、敬称略)
ご支援・ありがとうございました。