掲載日 : [2017-10-11] 照会数 : 6623
五輪プラザが完工…開・閉会式会場
五角形に目標込め
平昌冬季五輪と冬季パラリンピック大会の開・閉会式会場が9月30日に完工した。
2015年12月の着工から1年10カ月ぶりに全工程を終えた「五輪プラザ」は24万㎡の敷地内に地下1階、地上7階の鉄骨、鉄筋コンクリート構造で、約6万㎡の延べ床面積(建築面積2万8300㎡)に3万5000席の可変式スタンドを備え、ステージは直径72メートルの円形でデザインされた。特に、平昌五輪の5大目標である「文化、環境、平和、経済、ICT五輪」の実現へ、五角形をコンセプトに設計・施工された。
大会期間中に運営される文化ICT館とメダルプラザも「五輪プラザ」の敷地内に仮設建築物で造成された。
文化ICT館は、伝統文化と先端IT技術の複合演出が可能な施設で、地上2階建て、延べ面積2614㎡(建築面積1657㎡)の規模で、1階はメディアアート展と韓国を代表する近・現代芸術家の作品を展示する計画。2階は科学技術情報通信部によるロボットカフェなどを運営する。
五輪期間、メダル授賞式が行われるメダルプラザは、地上1階建て、建築面積1267㎡規模で建設された。
(2017.10.11 民団新聞)