掲載日 : [2018-06-13] 照会数 : 6733
思いを共に…尹東柱詩朗読会 金愛珠、金賢眞さんに大賞
[ 金愛珠さん(写真右=京都国際学園高等学校3年) ]
尹東柱の詩を通して、当時の彼の思いをともに読む中・高校生による「尹東柱詩朗読大会」(韓国全州紀全大学主催)が2日、白頭学院建国高等学校(高敬弼理事長、李鐘建校長)講堂で開かれた。大会自体は11回目で日本での開催は4回目。建国、金剛学園、京都国際学園、大阪府立住吉高等学校から20人が参加した。
同大会推進委員長の徐正淑同大学評議会議長が「詩を通して、自分をさがせる夢がもてる機会にしてほしい」と激励。
韓国語を母語としない部門に15人、母語とする部門に5人が指定詩の「序詞」と自由選択詩1篇を朗読。審査は発音、表現力、暗記、声の大きさを基準に行われた。参加者たちはゆっくりと詩を噛みしめながら、思いを込めて読み上げた。
大賞は、韓国語を母語としない部門から金愛珠さん(京都国際学園高等学校3年)、韓国語を母語とする部門から金賢眞さん(建国高等学校1年)が受賞し、図書券と遺族でフォーク歌手の尹亨柱さんのサイン入りCDが贈られた。
(2018.06.13 民団新聞)