掲載日 : [2018-11-28] 照会数 : 6437
商店街活性化へ一役…民団南京都「宇治韓流フェスタ」を共催
[ 民団南京都支部「オリニクラブ」の舞台 ]
【京都】韓国の食と文化の祭典「宇治韓流フェスタ2018」が23日、宇治橋商店街を賑わせた。地元のまちを盛り上げようと民団南京都支部(孔信根支団長)が宇治橋商店街振興組合、京都王仁ライオンズクラブ、京都日韓親善協会と共催した。昨年に続き2回目。
民団南京都支部「オリニクラブ」が野外ステージで愛らしい韓国舞踊、京都国際学園の生徒たちは韓国舞踊やK‐POPダンスを披露した。旧京都韓国学園と京都国際学園のOBを中心に結成されたオモニコーラスの「花音」は「ムグンファ」など4曲を歌った。
午後からは朝鮮通信使の再現行列が同商店街750㍍を練り歩き、韓日両国の友好をアピールした。ステージ横にはチヂミやキムパなどの「グルメ屋台」が並び、婦人会南京都支部のトッポッキやヤンニョムチキンが人気を集めた。
実行委員長を務めた民団南京都支部の孔支団長は「韓国と日本が政治的に難しい時こそ、市民レベルで交流していくことが大切。交流を通じて両国がより一層近い国になることを願っている」と期待を込めた。
祝いに駆け付けた安藤裕衆議院議員は「交流を通じて、いろんな課題を乗り越え、友好的な関係をつくっていこう」と呼びかけた。このほか、民団京都本部の金政弘団長と許民九議長、張祥一監察委員長、婦人会京都本部からも河久子常任顧問や朴紀蛍副会長らが応援に駆け付けた。
(2018.11.28 民団新聞)