掲載日 : [2018-12-05] 照会数 : 6402
新旧在日青年団体が交流…韓国大使館「未来と役割」テーマに
[ セッション「韓日関係と在日同胞の役割」から ]
在日として様々な立場で活動する青年同胞たち約50人が1日、東京・港区の韓国大使館で一堂に会し「在日同胞社会の未来と青年の役割」と題して意見交換を行った。大使館からの呼びかけに青年会、学生会、留学生連合会、東京青商、東京地域韓人会、在日朝鮮族女性会、YBLN(ヤング・ビジネス・リーダーズ・ネットワーク)などの各団体が応えた。
今年が3回目。主題は「国籍、言語教育、韓日関係、日本社会内在日同胞の地位に関して」。李讃範総領事は韓日関係に言及し「マスコミ報道を見る限りはよくないが、民間交流は世界中どこよりも良好だ」と述べ、自らのアイデンティティーを大事にこれからも活躍の幅を広げていってほしいとエールを送った。
同じく山梨県立大学の徐正根教授も「在日社会の近未来像」と題した基調講演のなかで「大韓民国の主権者として韓日双方にもの言う存在になろう。われわれこそが羅針盤だ」と鼓舞した。
引き続き「韓日関係と在日同胞の役割」と「日本社会における在日同胞の役割」についてパネル討論を行った。
(2018.12.05 民団新聞)