掲載日 : [2018-12-19] 照会数 : 5695
「ウワーデカ!重い」渡来の里で韓国白菜収獲…東京韓学と高麗小児童が体験交流
[ 2人がかりで白菜を収穫する韓学児童 ]
【埼玉】東京韓国学校初等部と日高市立高麗小学校の児童、合わせて23人が8日、高句麗からの渡来の里、日高市で韓国白菜の収穫を体験した。両国の子どもたちの交流と親睦を図ろうと日高市(谷ケ﨑照雄市長)、東京韓学(郭尚勲校長)、新宿韓国商人連合会(呉永錫会長)の3者が共同で取り組んだ。高麗郡建郡1300年祭を契機に始まり今年が5年目。
栽培を請け負った高麗高齢者農業生産集団の斉藤篤さんによれば今年は「生育がすごくいい」とのこと。ずんぐりむっくり、日本の白菜より短く丸みを帯びているのが特徴だ。子どもたちも思わず「ウワーデカ! 重い」と驚いたほど。
収穫を終えると近くの日高市高麗公民館調理室に移り、4つのテーブルに別れて「キムチソムリエ」の称号を持つ柳香姫さんの指導のもと一緒になってキムチづくりを体験した。
呉会長は「白菜の種は韓国からやってきたが、ここ高麗の土で育まれて美味しく仕上がった。皆さんもこの白菜のように仲良くしてください」と声をかけた。日高市からは谷ケ﨑市長自ら激励に訪れた。
(2018.12.19 民団新聞)