【広島】「博多どんたく」と並ぶ日本最大級のまつり、「ひろしまフラワーフェステイバル」が5日まで3日間、新緑が映える広島市内で開催された。初日の「花の総合パレード」には民団広島本部(李英俊団長)から90人が参加し、江戸時代の外交使節「朝鮮通信使」を再現した=写真。
昨年のユネスコ世界記憶遺産登録を祝し、韓日友好を深めるのが狙い。生命感あふれる躍動的なサムルノリ隊を先頭に韓国服姿のオリニと艶やかな女性たちが、通信使や案内役の対馬藩士に扮した県内の中高生や韓国人留学生たちを先導。総勢160人規模で平和大通り1・2㌔をパレードした。沿道の観客からは温かい声援が送られた。
まつり期間中には「広島フラワーフェステイバル」会場で「大邱の日」記念イベントも繰り広げられた。同市からは合唱団「カラフルコーラス」を含め51人が訪日し、合唱と伝統舞踊の剣舞を披露した。
今年のフェステイバルのテーマは「世界に届け花と平和のメッセージ」。期間中、160万人がまつりを楽しんだ。
(2018.05.09 民団新聞)