掲載日 : [2018-09-26] 照会数 : 6365
同胞高齢者の集い各地で
[ 自ら手作りした紙花を贈るオリニ(平野東住吉支部) ] [ 大韓老人会東京支部の敬老チャンチ ] [ 手紙を読み上げる東京韓国学校の児童(渋谷支部) ] [ 裵貞善さん(左)に記念品を贈って長寿を祝う(婦人会兵庫) ] [ 長寿を祝って乾杯(民団京都左京支部) ]
「敬老の日」の15日を前後して70歳以上の同胞高齢者を招いた在日同胞団体主催の「集い」が各地であった。
民団東京・渋谷支部(金保雄支団長)は15日、区内のホテルで慰労した。金支団長が「先輩たちの思い出を継承し、次代につないでいくことこそ私たちの役目」と慰労の言葉を述べた。
団員子弟で東京韓国学校に通う初等部6年生の児童は「これからも健康で長生きしてください」と自らしたためた手紙を読み上げた。団員34人が参加、和やかな雰囲気で食事を共にした。
民団三重本部(殷慶基団長)は16日、三重郡の湯の山温泉に無料招待。61人が参加した。
民団大阪・平野東住吉支部(呉正一支団長)は23日、同支部で「同胞交流長寿セミナー」を開催。100人が参加した。民団大阪本部から朴道秉議長、洪性仁常任顧問(同支部顧問)、婦人会大阪本部から賓春花常任顧問(同支部顧問)ら多数がお祝いに駆け付けた。
呉支団長が「きょう1日、楽しい時間をすごして」とあいさつ。最高齢の高亨宗さん(90)と曺香梅さん(84)に金一封を贈った。大阪市立加美小学校民族学級に通うオリニたちがサムルノリを披露し、手作りの紙花を手渡した。婦人会平野東住吉支部(吉順愛会長)が手作りの料理でもてなした。
婦人会滋賀本部(李美姫会長)は10日、民団本部会館で体験学習会「敬老セミナー」を開催。講師の張玉順同監査が自ら健康維持にと実践しているヨガと声を出して顔の筋肉をほぐすボイストレーニングを実演した。学習後は各支部が持ち寄った手作りのチヂミなどで食事を共にした。
大韓老人会東京支部(李清吉会長)は17日、東京・千代田区の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで第2回「敬老チャンチ」を開催した。記念公演では韓国民謡、国楽、パンソリなどが披露された。舞台に立った東京韓国学校オモニ合唱団はじめ鄭愛鎮韓国舞踊学院専属舞踊団(東京・新宿区)、金福実さん(金福実国楽研究所主宰、東京・荒川区)らは全員手弁当での出演だった。約200人が手拍子を送った。
婦人会兵庫本部は高齢者に祝い金…今年で5年目に
【兵庫】婦人会兵庫本部(崔和代会長)は12日、民団宝塚支部会館を訪れ、市内在住の裵貞善さん(90)に長寿を祝う金一封と韓国のりを贈った。同本部は毎年この時期、管内に在住する90歳以上のお年寄りを慰問している。今年で5年目。
崔会長が「いつまでも元気で長生きしてください」と声をかけると、裵さんは「とてもありがたい」と笑顔を見せた。
この日は西宮支部と尼崎支部管内の対象者も慰問した。婦人会兵庫から李慶子常任顧問が同行した。
(2018.09.26 民団新聞)