掲載日 : [2018-06-27] 照会数 : 5964
舞台と観客が一体に…婦人会東京「国際伝統文化フェスタ」
[ 舞台で韓国舞踊を発表する受講生たち ]
婦人会東京本部(李正子会長)の主催する「国際伝統文化教室」で学ぶ受講生らが16日、「第5回国際伝統文化フェスティバル」に出演し、日ごろの練習成果を披露した。韓国文化院ハンマダンホール(東京・新宿区)の晴れ舞台に緊張した表情を見せていた出演者たちに、会場を埋めた観客が「チョッター」「チャルハンダ」といったチュインセを送り、励ました。
出演者は「日韓女性合唱団」をはじめとするゲストも含め、総勢120人。「サムルノリ」「韓国カラオケ」「カヤグム」「韓国舞踊」「民謡」の各教室から参加した。
韓国カラオケの出演者は日本人3人を含む15人。舞台では4本のマイクの前にかわるがわる立ち、自慢のソロを聞かせた。
カヤグム教室からは韓国、在日、日本人の8人が「ノドゥル江辺」で弾き語りを披露。受講してから1年に満たない初心者もいたが、最後まで危なげない演奏を見せた。チャンゴで演奏をリードした講師の金美仙さんも最後は満足そうな笑みを見せていた。
フィナーレは出演者全員による農楽で会場が一体となった。
(2018.06.27 民団新聞)