掲載日 : [2018-12-28] 照会数 : 6791
柔道世界選手権優勝の安昌林選手を激励…在日柔道会など主催
東京五輪にも期待…実行委員会主催
【兵庫】柔道世界選手権男子73㌔級決勝(昨年9月、アゼルバイジャン)で前年の覇者・橋本壮市(世界ランキング1位)を破り、金メダルを獲得した在日3世の安昌林(24)選手の優勝祝賀会が21日、西宮市内のホテルで開かれた。
祝賀会実行委員会の委員長を務めた在日本大韓柔道会の梁英守会長(民団西宮支部支団長、白頭学院建国学校副理事長)は「この優勝は本人はもとより、私たちもうれしい気持ちでいっぱい。2年後の東京オリンピックではプレッシャーをいい緊張感に変えて絶好調で臨んでくれると思う」と激励。安選手に激励金を手渡した=写真。
在日本大韓体育会の崔相英会長も「全国の在日同胞が誇りに思いながら安選手の活躍を見守っている」と述べ、同じく五輪での金メダルに期待を寄せた。来賓の西宮市の石井としろう市長は「この金メダルは在日の人にとっての誉れであり、韓日友好にもつながる」と称えた。
安選手は「金メダルがとれたのも皆さんの応援のおかげ。東京オリンピックに向けて死に物狂いで練習に励み、金メダルの報告ができるよう頑張ります」と誓った。
この日の祝賀会には白頭学院建国学校の高敬弼理事長をはじめ駐神戸総領事館の李泳澈領事、県議会議員や西宮市議会議員ら110人が駆け付けた。
(2018.12.28 民団新聞)