掲載日 : [2018-06-13] 照会数 : 5829
団員2千軒戸別訪問へ…民団愛知各級幹部セミナー
【愛知】「2108年度愛知県下各級幹部セミナー」が3日、名古屋市のTKP名古屋駅前カンファレンスセンターで開かれた。また民主平和統一諮問会議中部協議会が主催する脱北者講演会もあわせて開催され、愛知県下の民団支部・傘下団体の幹部ら150人以上が参加した。
第1部の組織幹部拡大会議で民団愛知本部の朴茂安団長は「昨年、創団70周年を迎え、その記念事業を推し進めるとともに、これからは次世代につないでいくことが重要。このセミナーを通して有意義な研修を行おう」とあいさつした。
18年度活動示達では、創団70周年記念事業として新会館の建設、また新会館の竣工にあわせて民団愛知70年史の発刊準備を進めていく方針を示した。重点方針として、県内の既存団員2000軒を対象とする戸別訪問に取り組む。
脱北者講演会も
第2部の講演会は関東脱北者協力会の木下公勝代表を講師に招いた。
木下さんは1960年に北送事業で北韓へ渡り、45年間を過ごした後、脱北した。講演では持参した写真を見せながら、家族とともに北韓に渡った経緯や炭鉱での労働経験などについて語った。
(2018.06.13 民団新聞)