掲載日 : [2018-07-11] 照会数 : 5671
地引網で韓日交流祭…民団茨城・中央支部主催
[ カニを手にするオリニ ]
【茨城】獲れたてピチピチ、旬の魚とふれあう地引網体験が8日、茨城郡大洗海岸で行われた。民団茨城・中央支部(許順男支団長)の「支部活性化事業」として始まり、今年で5回目。中央支部をはじめとする県内6支部から団員ら210人が参加した。年々、趣旨に賛同した日本人が増えていることから今年から副題を「韓日交流まつり」とした。
民団茨城本部の韓東洙事務局長が「始め!」と呼びかけると二手に分かれ、引き網を手にした。引き網は「思ったより重い」。「ワッショイ!」とみな気持ちを一つにしていた。網の中を見るとイワシとアジが目立った。大きなカニは女の子が手づかみした。小ぶりの高級魚、トラフグは中年の女性の手に。
海の家に戻ると、団員が差し入れたキムチやえごまの葉、そしてバーベキュー料理をみんなで囲んだ。団員の釣り仲間でもある日本人団体「湖流会」と「花」の関係者は「(在日韓国人とは)長ーい友だち」と話していた。子どもたちは浜辺に出て輪投げやスイカ割りを楽しんだ。
(2018.07.11 民団新聞)