掲載日 : [18-12-12] 照会数 : 10072
景福宮の西門「迎秋門」43年ぶりに開門
[ 景福宮の西門「迎秋門」 ]
[ 1900年代の迎秋門(写真:文化財庁) ]
[ 1930年頃の迎秋門(朝鮮古蹟圖譜・写真:文化財庁) ]
12月6日、景福宮の西門である迎秋門(ヨンチュムン)が1975年の復元から43年ぶりに開門した。
朝鮮時代に文武や百官が主に出入りしていた迎秋門は壬辰倭乱の際に火災で焼失したが朝鮮王朝後期に再建。しかし1926年、迎秋門の前に路面電車が行き来し、振動により石垣が壊れたことから撤去。現在の迎秋門は1975年、元の位置からやや南の位置に再建されたもの。
迎秋門開放によって、景福宮は南側の正門である光化門(クァンファムン)、北門である神武門(シンムムン)、東側の国立民俗博物館の出入口などを含めて四方から出入りが可能になった。