現行の兵役法によると、▼五輪3位以上の入賞者▼アジア大会の優勝者▼国際芸術コンクール2位以上の入賞者▼国内芸術コンクールの優勝者らは芸術・体育要員となり、4週間の基礎軍事訓練を受けた後、民間で活動を続けられる。一定期間の特技奉仕活動の義務があるが、軍生活をしないため、事実上の兵役免除措置となる。
このため、兵務庁長が指定する国際大会での一回だけの入賞で兵役免除の特例が与えられる現行の制度に問題があるとの指摘が出ていた。ジャカルタ・アジア大会では一部の試合だけに出場した野球の代表選手らが兵役免除の特例を受けることになり、同制度を巡る論争が起きた。
【ソウル聯合ニュース】