掲載日 : [19-01-15] 照会数 : 13669
伝統儀礼も学ぶ…東京本部新成人祝賀会
[ 約30人の新成人が参加した ]
[ 韓服にまとって伝統儀礼を学ぶ新成人 ]
[ 男子たちも「クンジョル」を学んだ ]
[ 答辞を述べる新成人代表の李裕海さん ]
[ 新たな門出を祝い乾杯する新成人 ]
東京・港区の駐日韓国大使館大講堂には新成人30人(男性17、女性13)が参加した。民団東京本部(金秀吉団長)と駐日韓国大使館の共催。
主催者を代表して李讃範総領事は「いまや人生100年時代。皆さんの多くが22世紀を迎えられるのがうらやましい」と述べた。金団長は「先輩の歴史を知り、後世に伝えていくことが恩返しになる」とはなむけの言葉を贈った。記念品として大使館からタンブラー、民団からは高級ボールペンと青年会作成の「ハングル月歴」が贈られた。
安徳祐さん(中央大学法学部1年)は東京韓国学校中等部在学中にカナダのバンクーバーに留学した。将来はメディア志望。「語学力に磨きをかけて韓日関係に貢献したい」と抱負を語った。
李裕海さんはお母さんが若いころ成人式にも着用したチマ・チョゴリを譲り受けた。韓国への語学留学を終え、4月からはエアラインの専門学校に進む。
式典後、韓国茶礼道研究家の李瑛子さん(東京茶礼房房主)から普段のあいさつ「ピョンジョル(平節)」と冠婚葬祭など特別な時に行う「クンジョル(大礼節)」の作法を学んだ。高淑瑛さん(大妻女子大学人間福祉学科2年)は「とても得難い経験で面白かった」と感想を語った。