| 横笛の王様ような大笛は長さ77センチで、穴が13あり、国楽三笛の中では最大の横笛である。
新羅の神文王時代にあった万波息笛という楽器が、この大笛のことをいうのではないかという。
統一新羅時代、三弦三竹音楽では、大笛は中笛、小笛と共に郷楽に使われ、以後高麗、朝鮮朝と時代を経るにつれて郷楽のほか民族音楽の主要楽器として用いられるようになった。
大笛は雙骨竹という竹の下部の幹で作られ、低音を出す低吹、高音の力吹と共に太い筒から出るバリトンの清雅な音は、正楽を大笛で独奏すると、その音色と性能は独自な効果をあらわし、聞く人の胸を打つというのだ。正楽の中でも大笛によく乗る曲は「平調会相」で、特にその序曲「上霊山」は隣の人が1人死んでもわからないぐらい聞く人を無我の境地に誘うという。
画・文
木丁・金龍煥
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