| 正月とか秋夕(旧盆)などのお祭に集まった若者達が、手に小鼓を持って庭を行ったり来たりしながら歌う歌を「ソンソリ」打令という。
これは昔、仏道修行に専念するお寺を助ける目的で、寺堂牌という女達が民家からお布施をもらうため念仏を合唱しながら市場を渡り歩いていたのに由来したものだった。
しかし朝鮮朝になって仏教が衰退すると、男寺党という男の歌い手が寺堂牌にかわり、唄っていた念仏もいつの間にか山打令に変わってしまった。
山打令というのは、歌詞に山川草木の自然をうたった内容で、リズムが軽快だ。これがいつのまにか民間に広がり、南道ソンソリ・サンタリョン(山打令)、京畿ソンソリ・サンタリョングというふうに地方別に別れ、今は京畿の方が重要無形文化財に指定されている。
朝鮮朝末期には、京畿派ソンソリ名唱が、ソウルの往十里、麻浦、果川などに多かったという。
画・文
木丁・金龍煥
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