| 韓国には家の中を守る神様が多い。門神(玄関)、トジュ神=地神(庭)、竈王神(台所)、龍王神(井戸)、産神、帝釈・祖上神は共に内室を、業神はミソ・醤油かめ置き場のジャントク台を、蓄神は牛小屋を、厠鬼は便所を、家の中心になる大庁の板の間は城主神が、それぞれ自分の管轄を納めている。
これらの神々は、その家に住んでいる人にだけ影響力を及ぼすので、正月になると各家庭では、その年1年の無事安泰を祈る「安宅」という家神祭を行うのである。
たいてい1月14日に多く行われるが、もちろんその家の貧富の差によって規模は異なる。しかし家神の中で権威のある城主神を主神にして、主婦が庭の片隅に祭壇をもうけ、持ちや浄化水を汲んで祈りを捧げるのは同じである。
韓国の南部地方で行う地神バルキなどは、この安宅行事を公にしたものといえよう。
画・文
木丁・金龍煥
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