| 現代はテレビの気象予報で雨を予知できるが、昔の人は祈りか行事によって雨を降らすという迷信に頼るしかなかった。私は子供の時、人の来ない深山に密葬した墓をあばくと雨が降るといって、大人達が鍬を肩に汗を流しながら真夏の山道を行列を作っていくのを見て、子供心にも馬鹿馬鹿しいと思ったことがあった。
しかし雨乞いは、農村ばかりではなく、昔ソウルでは国家が大仕掛けな祈雨祭を行うこともあったという。都城に入る東西南北の四大門に青、黄、赤、黒の龍を作って飾り、昌徳宮、慶会楼、慕華館の蓮池に祭壇を作って、大臣が龍神に雨乞いの祈りをしたという。この時王は宮殿を避けて他に移り、豪華な食事を避け、太鼓を鳴らさず無実の罪人を釈放したという。
そして各地方でも、地方長官を祭主にした祈雨祭が行われたが、内容はほとんど似たり寄ったりであった。
画・文
木丁・金龍煥
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