| 韓国の農村には、村はずれに草堂形式の老人亭という建物がある。村の老人たちが集まる場所だが、時には村の集会所の役割もする。活動期を過ぎた年寄りの処遇問題は、日本も韓国も大変だが、ソウルの中心部にあるパコダ公園は、これら引退した老人の集まる場所として有名だ。人が生まれて61歳になる歳を回甲年、還甲年または華甲年ともいい、干支が60年目に自分の生まれた年に戻ったことに由来する言葉だ。次に62歳は進甲、70歳は古稀、これは中国の詩人、杜甫の人生七十古来稀から来た言葉だが、昔は人生七十高麗葬になると生き埋めにされる恐れもあった。
次が77の喜寿、88の米寿の順に年をとって行く。
昔と違って今の60歳は、まだ働き盛りだ。年寄りを意識する回甲をわざわざ祝う必要もなく、一生の終わりが近づくのを勘定しているような誕生祝いなども撤廃したらどんなもんだろう。
画・文
木丁・金龍煥
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