| 人が死んで葬式をすると言うことは、悲しい厳粛なことだ。それで、一家の中で主が死んだ場合、その人の妻はもちろん子供や近い親戚までが、悲しい装いに取りかえるのである。おれをヨクボク(易服)という。
故人の直系、すなわち、妻、息子、娘、ミョヌリ(嫁)は皆頭の髪をふりほどく。昔は男もサントと言う丁髷に結っていたので、この髷をバラバラにふりほどき、トウルマギ(周服)は、右側の片袖だけを通し足はポソン(足袋)を履かず裸足のままにした。寒い時は一重の薄いポソンを履く場合もある。
しかし養子に出された息子や、嫁に行った娘は髪をほどかず裸足にもならなくてよいが、娘だけは髪をほどかない代りにピニョ(簪)を差さなかったという。また死んだ人の兄弟、甥姪、孫などは血の繋がりによって定められた喪服を着用したが、彼らのことを服人と呼んだ。
画・文
木丁・金龍煥
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