| 韓国では人が死亡することを「喪事」または「初喪」に逢ったという。例え同じ家に2度目の葬式があっても、「初喪」といい、葬式の諸行事の終わるまでのことを「初終凡節」という。
喪主は親権者がなるのは日本と同じだが、喪主になることを喪主を立てるという。父や母が亡くなった場合は当然長男を喪主に立てるのだが、もし長男が死亡していた場合は次男三男が喪主になるのではなく、長男の長子すなわち長孫が喪主になるわけである。このような葬式を承重喪といい、この孫のことを承重孫という。
反対に息子が死んだ場合は、父親が喪主になり、妻が死んだ場合は夫が喪主になる。また兄弟ばかりの家でその中の一人が死んだ場合は、一番年上の兄が喪主になる。喪家で喪主を授ける役割はその妻が受け持つが、これを「主婦」と呼んだ。しかし死んだ人の妻が生きている場合は、葬式の期間中は故人の妻がこれにあたり、葬式が済んだ日から喪主である長男の嫁が主婦の役割を引き継いだ。
画・文
木丁・金龍煥
|