| 韓国の田舎を旅行すると、忠孝碑とか烈女碑などをよく見ることがある。昔の人はその地方に忠心や孝子、烈女が出ると、その事実を後世に残して亀鑑とするため、必ず石碑を残した。そして村のヤンバンなどは自ら進んでその費用を負担した。
これは韓国が尊ぶ忠孝、貞烈の思想を高く評価していたためである。特に昔の韓国人は貞節観念が厚かった。夫を亡くして寡夫になっても、再婚をせずに一生節操を守って一人暮らしするのを誇りとする女性が多く、社会もそれを望んだ。
そして血縁関係のない亡き夫の父母を自分の親のように思い、一生扶養するのを婦徳を全うするものだと思っていた。また、婚約をしただけの若い娘が一生節操を守って結婚せず、一人暮らしをする例も多かった。人間が親に恩を感謝することは、他の動物には見ることの出来ないことである。
画・文
木丁・金龍煥
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