| 昔はソウルをはじめ各地方に射亭がたくさんあり、3月ともなれば閑良達が三三五五集まって弓の競射をして遊んだ。韓国では遊び事が一通り出来る伊達男を閑良と呼ぶが、本当は弓の上手な者を指して言う言葉であった。
日本では伊豆に島流しにされた源為朝や那須興一が弓の達人と知られるが、韓国では朝鮮朝を興した初代王の李成桂が弓の名人とされている。倭冦(日本の海賊)キラーで有名な彼は当時韓国の南部沿岸を犯していた倭冦を強弓でしばしば撃退し、その勇名は全国に轟いた。
近世に至って射亭は、青壮年の心身鍛錬の場として男女弓士が集まってよく射弓大会を行った。ソウルで有名だった射亭は、黄鶴亭、白虎亭、風嘯亭、登科亭、雲龍亭、石虎亭、大松亭、一可亭などであった。
画・文
木丁・金龍煥
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