| 符籍ともいい、日本における四国の霊場回りのお札のようなものだが、韓国ではお寺の代りに道教や佛教信者の家に貼ってあるのをよく見かける。人間の吉凶を、運命として受け入れず、人の手で変えてみようと願うのは太古も同じだったとみえ、石器時代の出土品などにも、狩猟の多収穫を願う符牒らしきものが見られる。
符作は、家内安全を願う「安宅符」、受験や就職に受かるための「合格符」、「火災予防符」、「虎難防止符」など、その時の必要によっていくらでも作られた。いずれも韓紙に朱墨で描かれ、大きさも貼る場所によって異なっていた。
内容も占星術と関連した星座や、日、戸、鬼悪、示などの、彙字風の字が描かれており、私の家は無宗教だが、幼い頃私がこれをまねて書いたものを、祖父が壁や柱に貼ってくれたものだ。
画・文
木丁・金龍煥
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