| これも仮面踊りの寸劇の連続だが、登場する主要仮面はムンドンイ両班(ヤンバン)、紅白両班、曲がり両班、あばた両班、元両班、次両班、マルトギ(下男)、上座(上位の僧)、ハルミ(老婆)などが出演し、山台都監ノリの嶺南派ともいうべきだ。仮設舞台の上で仮面をかぶり、踊りと漫才のやりとりで劇を進めていく。農楽のケンガリ伴奏で踊るのも、この劇の重要な要素になっている。
第1幕はムンドンイが踊りながら自嘆歌を歌い、2幕目は元両班、紅白両班、アバタ両班、曲がり両班らが下僕のマルトギを呼びつけて、懲らしめるつもりだったがかえってマルトギに嘲弄される。
3幕は、ヨングノ(官庁の下僕)とビビ両班の争いで、4幕目はハルミ(老婆)と弟子のカクシ(花嫁)間の一夫多妻の三角関係議論に負けて憤死したハルミを乗せた喪興が出る。
そして最後に砲手が獅子を殺すというのが、統営五広大のパターンである。
画・文
木丁・金龍煥
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