| 私は中学時代を東莢で過したが、今は釜山直轄市に編入され、どこまでが東莢だったのか、全然見分けがつかないほど変わってしまった。
東莢野遊は、1月15日、綱引きが終わったあと行われる。市場通りの広場に仮設舞台が設けられ、数百の提灯の下では、農楽に合わせて、仮想した群衆が踊り狂う。
舞台に出る仮面は、他地方の5大劇と全く同じで、踊りや劇のすじも近隣地方のものとにている。楽器はケンガリ、チン、長鼓、プク(太鼓)や各種ピリ(笛)など能楽器が主で、パガジ(ひょうたん)で作った仮面をかぶって、舞台上で両班や権力階級を下品な台詞や唱で諷刺する。仮面の中には、歌や台詞を言うときには長い下あごが動くように作られたものもある。この絵は、使用人のマルトギが、ケンガリを叩く両班に踊らされている図である。
画・文
木丁・金龍煥
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