掲載日 : [2022-08-29] 照会数 : 3851
ネットで同胞コミュニケーション強化…民団が「KJアプリ」開発へ
[ 「KJアプリ」のイメージ ]
民団中央本部(呂健二団長)は同胞社会の交流と和合、次世代育成などネットワーク強化事業の一環として、在日韓国人コミュニケーションアプリ「KJアプリ」の開発をスタートした。
「KJアプリ」は日本語と韓国語対応で、在日同胞や新定住者、日本籍を取得した同胞、日本人まで誰でも利用できる。同胞社会の情報発信を最優先とし、▼組織別・地域別グループの多様な意見交換▼教育や生活▼ビジネス▼求人求職情報▼ネット通販などのテーマ別掲示板機能や民団新聞と連携して早くて正確なニュースを提供する。
また、災害時の安否確認や見舞金・支援金の支給案内や生活相談センターと連携し、法律問題サポート機能も充実させる。
同事業の指揮をとる民団中央の金泰勲副団長は「アプリ開発は高齢化する同胞社会において次世代を取り組んだネットワーク拡散に欠かせない事業と考えている。最初は在日同胞のアプリとしてスタートするが将来的には在米、在独、在中同胞など世界各地の同胞がつながるアイテムになればと願う」と意気込みをみせている。
「KJアプリ」は約6か月間の開発及びテスト期間を経て来年の2月頃に正式公開する予定だ。