掲載日 : [2022-10-17] 照会数 : 1699
各地で「韓日交流マダン」始まる…まず宮城、鳥取、茨城で
[ ホテルの庭園でくつろぎの時間を過ごす(宮城) ]
[ 「倉吉プンムルノリ」によるアトラクション(鳥取) ]
[ 黒田福美さんによる講演(茨城) ]
ホテル庭園を貸し切り食事 民団宮城本部
民団宮城本部(李純午団長)は2日、仙台市内のホテルで韓日交流マダンを実施した。会場となった庭園内はこの日、貸し切り。団員とその子どもたちら90人がゆったりと食事と音楽のひと時を楽しんだ。
鄭圭泰常任顧問が乾杯の音頭をとると、ジャズバンド「IZUMI」の演奏が始まった。韓国のヒット曲「グッデイ」や「パレム」「Jへ」の演奏が始まるとアンコールの声が続いた。
日本側来賓からは光州と仙台市の姉妹都市提携20周年を祝うあいさつがあった。林煕順駐仙台総領事は草の根交流の重要性を強調した。
県から亀井一賀副知事が激励に 民団鳥取本部
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)は2日、倉吉上灘公民館で開催。70人がアジメ手作りの韓国料理プゴック(干しスケトウダラのスープ)を味わった。
アトラクションでは山陰地方で唯一、湖南左道任實筆峰農楽をするプンムル団体「倉吉プンムルノリ」と婦人会島根本部の有志による韓国舞踊が会場に花を添えた。
県から来賓として亀井一賀副知事が参席。県と「友好協定に関する協定書」を交わした江原道との交流促進に意欲を示した。
講演と歌謡ショーに130人が参加 民団茨城本部
【茨城】茨城版韓日祝祭ハンマダンともいえる「日韓交流おまつりインいばらき」が10日、水戸市内のホテルで開かれた。民団茨城本部(金桂一団長)の呼びかけに130人が参加した。半数は地域在住の日本人だった。
第1部は韓国通で知られる女優の黒田福美さんが「自己流日韓交流~それでも、私はあきらめない」と題して講演。政治レベルで険悪な関係が取りざたされているなか、双方の庶民の多くが友好を望んでいると指摘。将来に向けて地道な草の根交流を続けていくとの決意を述べた。第2部では韓半島にルーツを持つ錦野旦さんが歌謡ショーの舞台に立ち、華麗なステップで歌い踊った。