掲載日 : [2020-10-07] 照会数 : 6791
韓日議連 新会長に金振杓氏…シャトル外交復活に意欲
超党派でつくる韓日議員連盟は6日、総会を開き、新会長に与党「共に民主党」の金振杓国会議員(73)を選出した。前会長の姜昌一氏が4月の総選挙に出馬しなかったため空席の状態だった。
金氏は元財務官僚で、副首相兼財政経済部(現企画財政部)長官などを歴任した。2004年の国会議員選挙で初当選し、現在5期目の重鎮。文在寅大統領が当選した17年の大統領選では文陣営の中央選挙対策委員会で共同委員長を務めた。
金氏は「過去、韓国と日本は98年の韓日パートナーシップ宣言をはじめ、積極的な交流を続け、相互互恵的な関係を維持してきた」として、「韓日議員連盟が(両国首脳の)シャトル外交を復活させ、未来志向の両国関係を構築しなければならない」と述べた。
副会長兼幹事長には野党「国民の力」の金碩基議員を選出。朴炳錫国会議長と共に民主党の李洛淵代表、国民の力の朱豪英院内代表らが顧問を務める。韓日議員連盟の会員は計140人。
金会長ら韓日議連の新役員らは近く訪日を予定している。
(2020.10.19 民団新聞)