専門相談員8人で対応
宋燦錫団長 「団員との絆 強固に」
【岡山】税金や法律、相続、戸籍整理など、団員の抱えるさまざまな悩みを迅速に解決するため「みんだん生活相談センター おかやま」が14日、スタートした。
岡山韓国会館での開設記念式には「みんだん生活相談センター」から金昭夫所長(民団中央本部副団長)が駆けつけ、「人知れず困っている団員に手を差しのべてほしい」と激励した。
岡山相談センターの開設は宋燦錫団長就任時の公約だった。それまでは相談が寄せられると民団中央の相談センターを紹介してきたが、「地元の専門家に相談したい」との声は根強かったという。宋団長は、「岡山相談センターの開設で団員との絆をさらに深めたかった」と話す。
専門相談員は現在8人。弁護士、税理士、司法書士、行政書士、国際行政書士、1級建築士、不動産コンサルティングマスター、土地家屋調査士ら。
専門相談員の姜博さんは「多様な境遇で生きる岡山同胞をつなぎ、心のよりどころとなるセンターを目指したい」と抱負を述べた。また金英輔民団岡山副議長は、「どんな問題でもまず民団に相談してほしい」と、団員の積極的な活用を呼びかけた。
相談は予約制。専門相談員との面談は毎月第2水曜日(午後1〜4時)、岡山韓国会館内で。予約は電話 086・225・0826(平日9時から午後5時まで受付中)。
(2013.6.26 民団新聞)