韓日議連の新会長に鄭鎮碩氏…関係改善へ交流活性化へ

　韓日議員連盟は7月26日に定期総会を開き、金振杓会長の後任に与党「国民の力」の鄭鎮碩・国会副議長（61）＝写真＝を選出した。幹事長には野党「共に民主党」の尹昊重・国会運営委員長を選出した。

　鄭会長は就任のあいさつで、「今年、創立50周年を迎える韓日議連は両国関係が苦境に陥るたびに潤滑油の役割を担ってきた。金大中‐小渕のパートナーシップ宣言の両国関係を最も関係が良好だったころに回復させるよう最善を尽くす」と強調した。

　また、鄭会長は9月27日に行われる安倍晋三元首相の「国葬」に参列するため、韓悳洙首相らと訪日する考えを明らかにした。

　総会ではコロナ禍の関係で中断している日韓議員連盟との交流事業を活性化させる方針を決めた。

　この2年間、未開催だった日韓議連との合同総会を今秋にソウルで開催するため、尹幹事長を含む与野党の議員が訪日し、日韓議員連盟と合同幹事会議を開く。

　この会議では韓日・日韓議連創立50周年記念行事についても協議する。訪日中、民団をはじめ在日同胞団体との意見交換会も開くことにしている。