掲載日 : [2022-12-07] 照会数 : 1306
韓国文化院がフォーラム、「韓流20周年」に先立ち冬ソナ制作者ら講演
韓流の元祖となったKBSの連続テレビドラマ「冬のソナタ」が日本で放映されたのは2003年から04年のこと。東京の新宿区にある韓国文化院(孔炯植院長)は来年を「韓流20周年」と位置づけ、さまざまなイベントを計画している。これに先立って11月25日、「韓日コンテンツビジネス協力フォーラム」を「ハンマダンホール」で開催した。
基調講演に立った韓国のPANエンタティメントのキム・ヒヨル副社長は韓流6期の到来を視野にドラマ制作、観光、食文化、ファッションなど多くの分野で日本側に協業を呼びかけた。キム副社長は「冬ソナ」の制作プロデューサーも務めた韓流の仕掛人でもある。
一方、同じく基調講演に立った桜美林大学の塚本壮一教授(元NHKソウル支局長)は韓流について上っ面の「消費」に終わってはならないと述べ、深い共感、高い価値観の共有へと日本人の意識を変えていくさらなる努力を韓国側に求めた。
(2022.12.07民団新聞)