掲載日 : [2015-11-12] 照会数 : 7844
<東北地域弁論大会>閔志尚君が「大賞」…ハングル学校宮城出身
[ 閔志尚君の弁論 ]
【宮城】第6回東北地域韓国語弁論大会(仙台韓国教育院・駐仙台総領事館共催)が7日、仙台市内の宮城韓国会館で開かれた。今年の大会には例年を上回る20人がエントリーしたため、初めて学生部と一般部に分かれての審査となった。
学生部にはハングル学校宮城出身の在日同胞3人が登壇。このうち、仙台市の閔志尚君(上杉中学校1年)が最高の「大賞」に選ばれた。閔君のあだ名は「おじさん」。この名前のせいで、幼いころは友人からよくからかわれたという。しかし、在日たる自らを、日本人にはない「プラスワン」を持つ存在と考えることで心の葛藤を克服したと語った。
このほかにも、同じくハングル学校宮城出身者の金登子さん(仙台星陵中等教育学校高校1年)が「銀賞」、李知媛さん(東北インターナショナルスクール)は「銅賞」を受賞した。民団宮城本部から金政郁議長が参席し、祝辞を述べた。
(2015.11.11 民団新聞)