夏の林間・臨海学校と並ぶ民団の次世代育成事業の柱であるオリニ冬季モイム(集い)が各地で開かれた。
ウリマルで進行
東京・江戸川支部(李鍾郁支団長)は19日、25人を同支部に迎えた。全員、同支部の運営する「オリニハングル教室」の受講生たち。進行はほぼ、ウリマルで行われた。
はじめにビンゴゲーム。いち早く一列の数字がそろった子どもから先に好みのプレゼントを獲得。続いて紙でクリスマス・リースを手作りした。李支団長は全員に一足早いお年玉を配った。
このほかの都内各支部でも同様の集まりを実施した。
土曜学校の一環
長野本部(朴永大団長)は5日、会館ホールでオリニ土曜学校の一環として開催した。長野青商(朴秀俊会長)との共催。
参加者は19人。指導員とゲームに興じながら韓国語に親しんだ。土曜学校で学んでいる子どもたちがほとんどで、韓国語のクイズをなんなくこなしていた。サンタさんが登場すると大喜びだった。
金美恵子事務局長は、「子どもたちが楽しみながら学ぶ場を設けることが私たちの仕事」と話した。
集いの場拡大へ
岩手本部(申百団長)は12日、盛岡市内でボウリングを楽しみながら、約1年ぶりの再会を喜んでいた。ゲーム終了後は市内の飲食店で表彰式を兼ねた交流会を行った。
申団長は子どもたち一人ひとりに文房具とお菓子をプレゼント。「子どもたちの集える場を増やしていく」と約束した。
民団と婦人会の関係者を含め25人が参加した。
韓国童話楽しむ
京都・左京支部(金光鳳支団長)は13日、韓国童話の紙芝居とユンノリ体験で楽しい雰囲気に包まれた。紙芝居は絵本作家で、左京支部団員でもあるキム・ファンさんが、選りすぐりの3編を語り聞かせた。また、ユンノリは留学生が指導にあたった。
この日参加した子どもたち10人には、韓国絵本とクリスマスキャンディーがプレゼントされた。
伝統遊びに夢中
広島本部(沈勝義団長)は12日、同会館で開催。オリニ40人がチャンゴをたたき、ウリノレや踊りを楽しんだ。また、伝統遊びのトゥホ(投壺)にも興じた。懇親会には保護者も加わり、親睦を深めた。
相互理解を重ね
鳥取本部(薛幸夫団長)は12日、同本部で韓国料理教室を兼ねての開催となった。付き添いの保護者を含め、主催者側の予想を上回る70人が参加。チャプチェとプルゴギの料理に挑戦した。並行してケーキづくりも行った。共に作り、共に食することで相互理解を深めようと企画して今年が3回目。
(2015.12.23 民団新聞)