掲載日 : [2019-08-07] 照会数 : 6625
新大久保初の民族祭…韓国、ベトナム、ネパールなど
[ フィナーレの盆踊りに加わる呉永錫会長(左) ]
韓国、ベトナム、ネパール、日本を中心とする多国籍住民による民族まつりが4日、東京・新大久保の新宿年金事務所前で開かれた。地元新大久保商店街振興組合(伊藤節子理事長)が「第1回新大久保フェスタ」と題して主催。新宿韓国商人連合会(呉永錫会長)が共催に加わった。
ステージでは韓服、ベトナムのアオザイ、ネパールのクルタ・スルワールといった民族衣装をまとった女性が次々と歌と踊りを披露。ステージ前に陣取った約500人の市民が声援を送った。
模擬店では韓国、ネパール、ベトナム、日本のビールのほか「ファチェ(花菜)」(韓国)、タピオカドリンク(ベトナム)が人気を集めていた。主催団体の伊藤節子理事長は「地域で暮らす各国住民の文化を理解して、もっと仲良くなれたら」と狙いを語った。
区からは吉住健一区長も激励に駆け付けた。吉住区長は「多国籍住民のイベントは130カ国の住民が暮らす新宿ならではこそ」と笑顔を見せた。ステージを締めくくる盆踊りは大きな盛り上がりを見せた。
(2019.08.07 民団新聞)