掲載日 : [2019-07-24] 照会数 : 5952
ネット金融時代に対応…韓信協総会 人材の育成図る
[ 呉龍夫会長 ]
在日韓国人信用組合協会(韓信協・呉龍夫会長)の第68回通常総会が19日、福岡市の横浜幸銀信用組合・福岡営業部で4会員組合の代表全員が出席して開かれ、新年度事業計画として①金融地殻変動期への対応②経営基盤の強化と拡大③金融変動対応人材の育成④「会員組合経営力強化委員会」の活動強化⑤韓信協融資推進ネットワークの積極活用⑥会員組合経営基盤強化支援基金の効率的管理⑦会員組合同士の協調融資方案模索と推進⑧韓信協の在り方と名称変更の検討⑨会員組合役職員の交流機会支援⑩金融監督庁への対応の10項目を設定した。
金融変動対応人材の育成では、今後SNSを活用した金融取引が予測されることから、スマホ利用のフィンテックをはじめ、各種ネット金融サービスの人材育成の特殊チーム結成をめざす。
呉会長は、「ここ数年間厳しい状況が続く中、会員組合は地域経済活性化への金融仲介機能に努めながら、昨年に続き会員全組合が黒字を計上した」と評価した。
さらに「今後も協会としても、会員組合をサポートできる体制構築に尽力していく」と述べた。
(2019.07.24 民団新聞)