掲載日 : [2019-08-07] 照会数 : 7141
韓日中の友好祈る相模湖ダム…建設殉難・殉職者を追悼
[ 童謡歌手の雨宮知子さんの指導で「折り鶴」を合唱 ]
【神奈川】第2次大戦中、相模湖ダム建設工事で殉難・殉職した徴用同胞と中国人捕虜、日本人労働者のための第41回合同追悼会が7月28日、神奈川県立相模湖交流センターで営まれ、350人が訪れた。
はじめに追悼実行委員の代表が3つのキャンドルに点火し、韓国・朝鮮人と中国人、日本人の友好と平和を祈って湖底の流木をイメージした仮の祭壇に捧げた。塚田滋実行委員長は「私たちの生活を支えている相模湖の水がめを造ったすべての労働従事者に感謝申し上げます」と述べた。民団神奈川本部からは朴昌泳副団長が追悼のメッセージを読み上げた。
地元の相模原市立北相中学校2年生生徒が「相模原讃歌」を朗読、相模原市立内郷小学校児童12人が「エーデルワイス」をリコーダーで演奏し「With You Smile」を歌った。フィナーレでは平和への願いを託した「折り鶴」(梅原司平作詞・作曲)を会場全員で合唱した。
(2019.08.07 民団新聞)