掲載日 : [2019-07-24] 照会数 : 6727
草川昭三氏が死去…在日同胞らの権益擁護に長年尽力
[ 今年4月の全国地方団長会議・中央傘下団体長会議の席で感謝状を受けた後、あいさつをする草川氏 ]
議員時代に各種国籍条項の撤廃や地方参政権付与、サハリン在住同胞の帰還など、長年にわたって在日同胞の権益擁護に尽力してきた公明党顧問の草川昭三氏(91)が17日、急性心不全のため名古屋市内で死去した。
草川氏は議員時代、三公社就職や電波法の国籍条項をはじめ、国体への参加資格など、在日同胞への国籍差別条項廃止実現のほか、サハリン残留韓国人の永住帰国、88年のソウルパラリンピックでは韓日盲導犬パレード実現などに尽力してきた。
同氏に対して民団では4月の全国地方団長・中央傘下団体長会議の席で呂健二中央団長から感謝状と沈壽官作の薩摩焼が手渡されたばかりだった。
(2019.07.24 民団新聞)