掲載日 : [2023-03-22] 照会数 : 1596
全州市の魅力を紹介 静岡 韓紙工芸体験や講演会
[ 韓紙を使った工芸体験の参加者 ]
【静岡】「東アジア文化都市2023」に選定された静岡県がスタートアップ事業として5日、韓国の代表に選ばれた全羅北道全州市を紹介するセミナーと工芸体験イベントを静岡市内で行った。駐横浜韓国総領事館との共催。
セミナーでは昨年10月までに韓国国内162自治体を踏破した韓国地方旅プランナーでエッセイストでもある小暮真琴さんが講演した。
全州市はビビンパで知られる「食の都」。韓国伝統家屋が集まる全州韓屋村を中心に独自目線でその魅力を紹介した。第2部では東京で韓紙工房を運営する韓紙工芸家の金秀蓮さんが韓紙を使った皿づくりを指導した。イベントは定員50人。県によれば、参加者を公募したところ2日間で58人に達したという。
東アジア文化都市は東アジア域内の相互理解と連帯感の形成をめざして韓国・日本・中国の3カ国により2014年から始まった。中国からは四川省成都市と広東省梅州市の2つが選ばれた。
(2023.3.22民団新聞)