掲載日 : [2019-12-14] 照会数 : 7228
幼・少から一般まで年齢別3部門で競う…東京韓国語スピーチ大会
[ 「大賞」の韓国往復航空券を贈られる内田結翔さん(右、高3) ]
「2019年度第20回東京地域韓国語スピーチ大会」が7日、東京・港区の韓国中央会館大ホールで開かれた。大会には東京韓国教育院(徐甫潤院長)が管轄するハングル学校28カ所と韓国語を採択している日本の小・中・高等学校のなかから予選審査を通過した15人が各部門5人ずつ分かれて参加した。
主催者を代表して民団東京本部の李壽源団長が「大会を通して韓日両国の相互理解とさらなる緊密な関係の発展につながることを期待している」と歓迎のあいさつをした。
審査の結果、中・高等部の大賞にあたる「駐日本大韓民国大使賞」には内田結翔さん(関東国際高等学校3年)が選ばれた。内田さんは「一歩踏み出す勇気」と題したなかで「私たち日本人と韓国人がお互い嫌いなのではなく、政治などでいがみ合っているだけなのだと。また自ら相手を信じて勇気をもって一歩踏み出せば必ず相手もその気持ちに答えてくれるということを」とスピーチした。
同じく幼・初等部は高柳誠治君(在日韓国人貴金属協会ハングル学校)、一般の部では渡辺由子さん(町田教会ハングル学校)が大賞に選ばれた。
3人には駐日韓国大使館の姜鍾富首席教育官から韓国往復航空券がそれぞれ贈られた。
(2019.12.13 民団新聞)