掲載日 : [2006-11-01] 照会数 : 5700
韓・日市民連帯へ 韓国市民団体東京でシンポ
東北アジアの平和めざし
韓国の民主化運動記念事業会(理事長、咸世雄神父)は10月28日、東京のプレスセンターで「東北アジア平和のための韓国と日本の役割」と題したシンポジウムを開催した。これは87年6月の民主化闘争から20周年を前にしての記念事業。韓国からの関係者を含め350人余りが参加した。
咸理事長は「このシンポジウムを通じて、両国がお互いに協力しあえる確固とした信頼の基盤を築いていくことを期待している」と強調した。来賓の李海 前総理も「東北アジア全体におおおいかぶさる不安を取り除き、平和と繁栄の道を進む出発点になってほしい」と述べた。
討論では、北韓核問題と安倍政権出帆で加速化しつつある「日本の軍国主義化」を憂慮する声が大勢を占め、東北アジアの平和定着のため市民の連帯が何よりも重要という点で意見の一致をみた。
(2006.11.1 民団新聞)