掲載日 : [2006-11-01] 照会数 : 8022
韓商連と大韓商議 協力議定書を締結
[ 握手する韓商連の崔鐘太会長=左と大韓商工会議所の孫京植会長 ]
在日韓国商工会議所(韓商連、崔鐘太会長)と大韓商工会議所(孫京植会長)は10月20日、ソウル市内のロッテホテルで「協力議定書」を締結した。
崔会長と孫会長は、日本語とハングルの「協力議定書」にそれぞれ署名し、固い握手を交わしながら同議定書を交換し合った。韓商連はこれまで、「商工の日」への参加や大韓商議への表敬訪問などを行ってきたが、「協力議定書」を締結したのはこれが初めて。
両会議所は今後、この「協力議定書」にのっとり、相互の交流と理解増進、業務の協力を強化する一方、▽韓日両国の貿易振興と経済協力に関する情報交換▽両国に進出した各企業に対する支援・研究などでも相互協力を推進する。
締結式後の晩餐会で孫会長は「最近は北の核実験など不安な要素もあるが、互いに対応の仕方を模索しつつ、両会議所間では積極的な業務の相互協力や緊密な情報交換を行いながら、これからの両会議所間の友好と飛躍に期待したい」とあいさつした。
崔会長は「両会議所はこれまでもさまざまな面で親密にしてきたが、オフィシャル的なものは在日韓国商工会議所設立45周年目にしてこれが初めてだ。大変うれしく思う。これからの相互協力と交流・理解の増進のために努力していきたい」と強調した。今後、韓商連と日本商工会議所、各地韓商と韓国各地会議所との相互交流・協力についても検討していく方針。
(2006.11.1 民団新聞)