掲載日 : [2006-11-15] 照会数 : 5001
<民団大阪>支部活性化へ巡回 役員と膝づめ討論
【大阪】民団大阪府本部(金漢翊団長)は「民団改革運動」を今年度の最重要運動として位置づけ、10月から全35支部を対象に巡回し、支部活性化に向けた意見交換を行っている。27日には臨時大会で新執行部を発足させて間もない民団平野・東住吉支部(姜大賢支団長)を訪問した。
同支部は団費徴集にあたっては団員の持参、あるいは振り込みにしているが、「振り込みだと徴収率が悪い」「支団長の顔を知らない団員もいる」という。「やはり、1軒ずつ団員宅を回って集金することで団員と支部とのパイプができる」ということで意見が一致した。話し合いの結果、財政問題については、保険事業に積極的に取り組み、民団の収益につなげていくことなどが確認された。
支部からは、映画会など、団員が参加できる催し物を本部から提供してほしいといった要望も出た。姜支団長は「支部活性化に向けて原点に戻って戸別訪問も検討している」と意欲を示した。
同本部は今回の支部巡回にあたっては、民団のあり方や主な活動などを網羅した「民団大阪ガイド」と各種保険ガイドの配布活動も行っている。
(2006.11.15 民団新聞)