掲載日 : [2022-09-18] 照会数 : 667
呉龍浩さんが会長就任…「東大阪市多文化共生懇談会」
[ 野田義和市長(左)から会長の委嘱を受ける呉龍浩さん ]
外国籍住民施策懇に続き
【大阪】東大阪市(野田義和市長)は同市が3月に策定した「東大阪市多文化共生指針」に基づき、「東大阪市外国籍住民施策懇話会」の名称を「東大阪市多文化共生のまちづくり有識者懇談会」に改めた。
第1回懇談会が8月31日、市庁舎で開かれ、会長には「懇話会」の座長を長く務めてきた呉龍浩さん(民団大阪本部常任顧問)が就任した。各委員の満場一致だった。
野田市長は「未来を見据えた立場から皆さんの知見をもっとくみあげたいと思い、名称を新たにした。東大阪市には7月現在、80カ国1万9000人の外国人が居住している。東大阪市に住むことで利便性があるという思いを受け止めている。これからも拡大していきたい」と期待を込めた。
呉さんは「座長に引き続き懇談会の会長ということで身が引き締まる思い。人権を柱に文化をキーワードにをモットーに、言葉だけでなく行動を共にすることでお互いの理解が深まる。外国人住民が安心して暮らせる街づくりを、皆さんと協力して実現していきたい」と決意を述べた。
事務局からは多文化共生指針について内容や方向性、行動計画について説明があった。