掲載日 : [2023-02-01] 照会数 : 1705
韓日知事会、6年振り開催へ
下半期に 両国会長が会談、合意
韓日関係改善の動きが加速する中、両国の広域自治体首長らが今年下半期に6年ぶりに再会する。
慶尚北道知事の李喆雨・市道知事協議会長は27日、東京で平井伸治・全国知事会長(鳥取県知事)と懇談、今年下半期に「第7回韓日知事会」を開催することで合意したと、市道知事協議会が29日明らかにした。
韓国の17広域市道知事と日本の47都道府県知事が参加する「韓日知事会」は、両国の地方自治体間の交流のために1999年に始まった。
17年に釜山で第6回会議が開かれた後、両国関係の悪化と新型コロナウイルスなどで開かれていない。再開されれば6年ぶりの開催となる。
「第7回韓日知事会」は日本で開催される予定で、日時と場所は後日決定される予定。
李会長は昨年8月、市道知事協議会長に就任した直後、日本の平井全国知事会長に「韓日知事会」の再開を提案し、全国知事会は昨年11月の総会での開催を決めた。
李会長は「韓日地方政府は①少子化②地域社会革新③気候変化などの課題に、互いに知恵を集め、力を合わせなければならない」とし「住民の幸せと地域発展という共通目標と議題をともに共有することで、対外環境の変化にも揺るがない強固な協力関係を形成しなければならない」と話した。
平井会長は「李会長が知事会再開に積極的な関心と意志を表明してくれたことに感謝する」として「総会で再開問題が議論された時、多くの知事が参加を希望した」と伝えた。
(2023.2.1民団新聞)