掲載日 : [2019-12-14] 照会数 : 6886
「新たな韓半島時代を」平統諮問会議 日本地域協が出帆
[ 東部協議会の出帆会議 ]
第19期民主平和統一諮問会議・日本地域4協議会(金光一日本副議長)の出帆会議が12月6日までに終えた。日本地域は東部、近畿、中部、西部の4協議会で構成される。
李承煥民主平和統一諮問会議事務処長が各地区出帆会議で第19期の役割について説明した。今期の活動目標のスローガンは「国民と共に新たな韓半島時代具現」で、国民参与の統一機構として役割の確立を図っていく。方向性として①国民とともにする諮問活動②国民が体感する平和づくり③女性と青年の役割向上④平和と統一公共外交力量強化…の4点を掲げている。今期から委員の比率を青年30%、女性40%と改めた。
日本副議長の金光一氏は各地区の出帆会議で「19期では東京五輪を迎えるが、日本地域の諮問委員たちが韓半島とアジア、世界の平和造成の雰囲気作りをしていこう」と呼びかけた。
東部協議会は6日、東京・港区の韓国中央会館で開かれ、諮問委員81人が出席。諮問委員代表者5氏に李事務処長から委嘱状が伝達された。南官杓大使は「在日同胞社会を代表するみなさんが韓半島の平和安定と平和統一ムードの拡散を果たしてくれることを期待している」と述べ、呂健二民団中央団長(鄭夢周副団長代読)は「今年は『北送』60年。北送同胞の人権回復と出国の自由を実現するためにも、諮問委員の皆さんも関心を持って解決に協力してほしい」と呼びかけた。
【大阪】近畿協議会は3日、大阪韓国人会館に70人の諮問委員が出席。諮問委員を代表して民団大阪本部の呉龍浩団長ら5人に李事務処長から委嘱状が伝達され、近畿協議会幹部12人に任命状、金明弘前会長に感謝碑が授与された。
崔会長は「一人ひとりが民間外交官となり、韓半島の未来と平和の道を切り開こう」と呼びかけ、呉泰奎駐大阪総領事は「皆さんの熱い思いで、ダイナミックに活動してくれることを願っている」と期待を込めた。
中部協議会は4日、名古屋市内の会議室で20人が出席、西部協議会(呉英義会長)は5日、福岡市内のホテルに24人が出席してそれぞれ出帆した。
(2019.12.13 民団新聞)