掲載日 : [2021-12-25] 照会数 : 2576
善隣友好の「国書」交換…京都コリアフェス、事しも規模縮小
【京都】民団京都本部(金政弘団長)は19日、京都市内のホテルで今年で10回目となる「京都コリアフェスティバル」(孔信根実行委委員長)を縮小開催した。新型コロナウイルスの感染症予防のため昨年に続きメーンとなる朝鮮通信使再現行列を中止し、入場者も200人に限定した。
民団南京都支部オリニクラブの愛くるしい伝統舞踊とチャング演奏で開幕。在日3世のミュージカル歌手で元劇団四季団員の鄭雅美さんが独唱を披露した後、「国書」交換式が行われた=写真。
朝鮮正使には民団京都本部の宋基泰常任顧問、日本側京都所司代には日韓親善協会京都府議会議員連盟の渡辺邦子会長が扮した。それぞれ善隣友好精神で両国の友好に力を入れると誓いあい、会場から大きな拍手が送られた。
午後からは民団本・支部、傘下団体がユンノリ対抗戦に興じた。このほか、伝統舞踊とサムルノリ、K‐POPカバーダンスの披露もあった。最後は全員参加のビンゴゲームでもり上がった。
(2021.12.22 民団新聞)