掲載日 : [2018-12-19] 照会数 : 6353
「一人でもできそう」キムジャン体験盛況…横浜と茨城
[ 駐横浜総領事館のキムジャン ] [ 中学校PTAとの韓日文化交流(茨城) ]
韓国白菜を使用…駐横浜総領事館
【神奈川】駐横浜大韓民国総領事館(李明烈総領事)は7日、同大ホールで「韓日キムジャン交流会」を開催した。
全国各地で韓国家庭料理レストランと韓国食品販売を展開する妻家房(呉永錫社長)の協力を得て企画。受講生は神奈川韓国綜合教育院(横浜市)を通じて希望者30人を募った。
講師は妻家房の総料理長の柳香姫さんが担当。韓国産の種を使って埼玉県日高市で契約栽培した白菜を使い、塩漬けからヤンニョン(薬味)の調合、白菜への塗り込みまで1時間近くかけて丁寧に指導した。
趣味で和風の白菜をよく漬けているというある男性(69)は「次は韓国式キムチにも挑戦してみたい」と話していた。東海大学アジア学科で学ぶ女子大生2人も「自分で漬けてみたい」と意欲を燃やしていた。
PTA会員対象に婦人会茨城本部
【茨城】婦人会茨城本部(張光子会長)は10日、東茨城郡の茨城町立明光中学校(稲野辺秀久校長)で同校保護者と教員合わせて20人を対象に「韓国料理教室」を開催した。同校PTA教養委員会が企画した。
講師は同中央支部会員の白再粉さんが白菜キムチの漬け方を担当。補佐した婦人会本部の役員も5つのテーブルに分かれ、参加者からの質問に応えた。民団茨城本部の文京順事務副局長は「これはただの料理講習ではない。料理を通じた草の根の韓日文化交流が本来の目的だ」と強調した。
キムチを漬け終えた参加者は、身近な野菜で焼くチヂミにも関心を示していた。実習を終えたある参加者は「一人で漬けるのは無理だと思っていたが、自分でやってみたくなった」と食材の仕入れ先を確認していた。
(2018.12.19 民団新聞)