掲載日 : [2020-01-29] 照会数 : 7344
江原道の特産品紹介…「焼肉ビジネスフェア」初参加
[ 江原道から6社が参加した「優秀商品特別企画展」 ] [ 江原道名産物のチャンジャなどの塩辛 ]
肉料理を扱うすべての外食店を対象とした大がかりな専門展示会「焼肉ビジネスフェア」(同実行委員会主催)が22、23の2日間、東京の池袋サンシャインシティ文化会館で開催された。会場の展示ホールC・Dには196社が298のパビリオンを構えた。
焼肉ロースター・コンロでは一つのカウンターに5~13人が腰掛けられる「一人焼肉カウンターフード」が展示された。20年前に初めて開発したという元鉄工所経営者の珍田米夫さん(焼肉店舗設計・施工、千葉県野田市)は「いまは店の中に一人専用をつくるのがトレンド。無駄な空間をつくらないので効率的。従業員も少なくて済む」と話している。
同じく「一人焼肉用」の卓上ロースターを扱うパビリオンも来場者の注目を集めていた。シングルタイプとダブルタイプ(2人用)がある。
配膳ロボットも
日本システムプロジェクト(東京・新宿区)は「フロアーロボット」を紹介。中国で開発されたものを日本仕様にした。パレットに乗せた料理を注文した客の席まで運び、空いた食器類をキッチンまでさげる。マルチセンサー付き。人にぶつかりそうになると「すみません。道を譲ってください」と話す。3月からレンタルしていく。料金は月6万円の予定。
会場内でひときわ目立つパビリオンを展開していたのが平昌冬季オリンピックの開催地、江原道から6社が参加した「優秀商品特別企画展」。キムチ、塩辛、マッコリ・清酒、凍結乾燥した即席ヘジャングッ、スケトウダラ、オーガニックティーまで選りすぐりの特産品ばかり。
江原道日本本部の文美炫部長は「焼肉ビジネスフェアは初めての参加。大手企業から商談の引き合いがあり、反応もよかった」と振り返った。
主催者によれば同時開催の「居酒屋JAPAN2020」とあわせた入場者数は2日間で昨年を上回る24081人。2月4、5の両日は大阪南港ATCホールでも開催される。
(2020.01.29 民団新聞)